Concept 02 – 快適に暮らせる住環境を

快適に暮らせる住環境をイメージ

冬でも家中が暖かい
快適な温熱環境を

住まい環境に対する不満の上位3つは「暑い」「寒い」「結露」。いずれも温熱環境に関することです。また、近年の研究では、室内の寒さや温度差と疾病との関係も明らかになりつつあります。
中藏の家は、快適で健康な暮らしの基本は温熱環境にあると考え、冬でも18℃以下にならず、廊下や浴室も含めて家全体の温度差が4℃以内の心地よい住まいづくりを基本にします。

中藏の家  室温と外気温比較

高断熱高気密工法で
熱の出入りを抑える

建物外皮に高断熱性と高気密性を持たせることにより、外気温に左右されにくい室内の温熱環境を実現します。一旦適温となった室内は、夏は涼しいまま冬は暖かいまま快適性が長時間にわたり保たれます。そのため、冷暖房機器の稼働時間を短く、エネルギー消費を少なくすることができるのです。

光熱費と太陽光発電売電料金及びその差額(金額単位:円)

冬は足元から
家全体を暖める

暖められた空気は上に昇ります。この原理を利用して、中藏では「床下エアコン」を冬期の暖房にお勧めしています。床下エアコンとは、床下の基礎にエアコンの暖気を送り込み1階の床全体を暖める手法です。家庭用エアコン1台で家全体を暖房できる、効率的・経済的な暖房方法でもあります。

床下エアコン床下エアコンの仕組み

夏は夜風を取り入れ
エアコンいらず

家の断熱性能を高めて外部の熱を室内に伝えないこと、そして風の通り道を考えた窓の配置により、夏のエアコンの稼働時間を抑えることが可能です。自然の力を温熱環境づくりに利用してエネルギー消費を減らすパッシブデザインという設計手法です。
これにより、暑さの残る夏の夜も夜風を取り込むことで、エアコンを使わずに就寝することができます。

通風シミュレーション

閉め切った時には
確実な換気を行なう

寒さ暑さが厳しい時期や、花粉などの微粒子が舞う時期には、すきま風が入らないようにきちんと閉め切れることもまた大切です。ただし、人体や炊事、暖房などにより発生する水蒸気や汚れた空気を排出して、新鮮な空気を供給することが同時に必要になってきます。
中藏の家では全館換気システムを導入。電動ファンにより計画的な給排気を行なうことができます。

全館換気システム