お知らせ

【古家改修見学会のお知らせ】

古家改修物件の完成見学会を開催いたします。

日時:2020年1月25日(土)10:00~15:00

場所:京都市北区 (場所詳細のご案内は予約申込後にご連絡いたします。)

 

※予約制

※当日、お車でのご来場をお考えの方は近くのコインパーキングに駐車をお願いいたします。

昭和初期に建てられたと見られる老朽化が進んだ古家を、日本家屋らしい趣はそのままに

これからも安心して暮らせる耐震性能の高い建物へと生まれ変わらせました。

 

今回ご覧いただく建物は、経年変化により建物全体が歪んでしまっていたため

水平に戻すべく建物ごとジャッキアップして、基礎から作り直しました。

さらに、腐食の進んでいた土台や柱を交換、構造躯体の改修を施して

建物壁内には油圧式の制震ダンパーを配置しています。

油圧式制震ダンパーは地震が発生した際に振動エネルギーを消散させ、

倒壊や損壊につながる建物の揺れを抑える効果があります。

既存の構造躯体のままだと安全性が保てない場合も、最新の技術を組み合わせることで

地震に対する強さを強めることができます。

 

また、構造躯体を大規模改修した一方で、

建具や欄間などはこれまで使っていたものをそのまま残しています。

長く大切に使われたものは新品にはない風情があるため、

中藏は「使えるものは出来るだけ再利用したい」と考えています。

 

古い建物を壊し新しく建て替える方が簡単に思えますが、

古いものを残しつつ住宅性能や住み心地を改善し手を加えることで、

古き良きものを後世へと遺すことができます。

ご家族から受け継いだ古家や町家を持て余し、

改修や建替をお考えになられている方もいらっしゃると思います。

残したい気持ちはあっても、老朽化が進んだ建物は倒壊の恐れもあり、

そのままにしておくわけにもいきません。

「何を作り変えて、何を残すのか。」

これは古家改修を考える上で非常に頭を悩ますポイントです。

当日は古家改修についてのセミナーも同時開催いたしますので、

改修をお考えの方は是非お気軽にご参加ください。

 

見学会及びセミナーへのご参加は事前予約制となっております。

ご予約・お問合せは下記の「参加予約」よりお願いいたします。

 

参加予約